2020年12月に経済と環境の好循環を作っていくために経済産業省が打ち出した産業政策のことです。背景には、菅総理大臣が2050年までのカーボンニュートラル実現の宣言をしたことにあります。具体的には成長が期待される14の分野・産業に高い目標を掲げ、現状の課題と今後の取組を明記し、予算、税、規制改革、国際連携など、あらゆる政策を盛り込んだ実行計画を策定しています。予算は10年間で2兆円を予定。2030年に年間90兆円、2050年に年間190兆円の経済効果を見込んでいます。(14の分野:洋上風力、燃料アンモニア、水素、原子力、自動車・蓄電池、半導体・情報通信、船舶、物流・人流・土木インフラ、食料・農林水産業、航空機、カーボンリサイクル、住宅・建築物/次世代型太陽光、資源循環関連、ライフスタイル関連)