太陽光・風力・地熱・バイオマスといった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。枯渇しない、どこにでも存在する、CO2を排出しない(増加させない)という特徴があります。脱炭素社会の実現に向けて、世界で注目されているエネルギーです。
エネルギー基本計画の柱となる電源構成について2030年には再生可能エネルギー比率を22~24%を検討、2050年の参考値が約50~60%と提示されています。現在の比率は18%(2019年度)ですので、大幅な引き上げとなります。また、現在の日本のエネルギー自給率は10%を下回っており、エネルギー安定供給の観点から、この改善が必要です。再生可能エネルギーは国産のエネルギー源のため、エネルギー自給率の改善にも寄与することができます。