2020年9月から、太陽光発電設備のメンテナンス事業「ソラパト」を展開している株式会社エネテクでは、発電量の低下や、自然災害などで故障、破損した太陽光パネルを診断し、リユースやリサイクルなど適正に活用するサービスを展開しています。
エネテクは、診断した太陽光パネルの撤収作業も行い、撤収後の太陽光パネルのリユース、リサイクルにおいては、既に多くの実績を持つ株式会社浜田と提携します。太陽光パネルのリユース、リサイクルにおいて多くの実績があり、ホットナイフを用いた工法によりガラスと金属を分離するなど、リサイクル率が高い独自の技術を有する企業です。
リユースパネルの活用法として、まずは、ソラパトの検査技術で発電の性能を評価し、国内の自家消費型太陽光発電への活用を見込んでいます。省エネ、CO2削減に有効な自家消費型太陽光発電の導入ネックとなるイニシャルコストをリユースパネルにより軽減することができます。将来的には、アフリカなどの未電化地域への供給、現地での発電所建設などに取り組むことも計画しているとのことです。
自然災害が多い日本は欧州に比べ新品に近いパネルが排出されやすいという特性がある中で、リユースパネルを活用していく取り組みは一層必要とされているといえます。
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