仏・ジロンド州でヨーロッパ初!熱刃剥離プロセスの太陽光電池モジュールリサイクルセンター開設

9月27日、電気および電子機器の再処理を専門とする連帯ネットワークEnvie 2E Aquitaineと環境保護団体のSorenは、寿命を延ばすことにより、太陽光パネルのより良いリサイクルを可能にするため、フランス、ジロンド州サンルーベに太陽電池モジュールのリサイクルセンターを開設しました。

このセンターでは、ヨーロッパ初となる、熱刃剥離プロセスを使用したリユースおよびリユースラインを備えており、太陽光パネルでこれまで使用されていた一般的な「粉砕」プロセスではなく、日本発の技術である「剥離」方法(日本を拠点とするNPC Incorporatedから提供)を使用することで、板ガラス、銀、シリコン、銅、アルミニウム等を回収し、細胞を含むポリマー層を分離することができます。

この技術により太陽光パネルの95%をリサイクルすることが可能になり、年間4,000トンのパネルを処理できるようになります。また、回収した太陽光パネルのうち約5%は再販できると見積もっています。

 

Soren のディレクターである Nicolas Defrenne 氏は

「これにより、コンポーネントのライフサイクルが延長されます。これは、リサイクルをもはや廃棄物をリサイクルする方法ではなく、原材料を生産する方法と見なす方法です」

と述べています。

 

9月に発行された国際エネルギー機関 (IEA) のレポートによると、現在フランスには寿命が 20〜30年の太陽光パネルが124万5000トン設置されており、2030年までに43,000トン以上、2040年までに118,000トン以上の廃棄物が排出されると予想されています。

Sorenはこの急激な廃棄物増加に対応するため、2021年2月にPVリサイクル専用の3つの新しい施設を設立するための入札を開始しました。

同年6月から、GallooがHalluin (フランス北部)、Envie 2E Midi-Pyrénéesが Portet sur Garonneで運営する2つの設備が稼働しており、今回のサンルーペセンターはこれに続く3番目の施設となります。

 

<参考URL>

https://www.pv-magazine.com/2022/10/03/french-consortium-commissions-solar-module-recycling-facility/

https://www.20minutes.fr/planete/4002556-20220927-gironde-premier-centre-reemploi-panneaux-solaires-usages-cree-pres-bordeaux

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/62550/ae6175ca/67c0/4a50/825f/928818f50cb8/20210708161958211s.pdf

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