伊藤忠商事は太陽光パネルをリサイクルする技術を開発するフランスのROSI社と資本業務提携しました。(2022年11月29日)
2017年創業のROSI社は、太陽光パネルのリサイクル市場が先行して立ち上がる欧州において、従来型の物理的な破砕による太陽光パネルのリサイクル手法とは異なり、太陽光パネルに含有される素材の中で特に市場価値の高い銀・銅・シリコンを化学処理によって純度高くリサイクル回収する先進的な技術を開発・保有しています。
また、2021年に開催されたフランス国内における太陽光パネルリサイクルの公共案件を受託し、2023年初頭からフランスでリサイクル商用プラントの稼働開始を予定しており、欧州域内においても注目を集めています。
伊藤忠商事はROSI社との業務提携をきっかけに、国内外において太陽光パネルリサイクルビジネスの共同開発・事業展開を行っていく予定です。日刊工業新聞の記事によると、日本では早ければ2024年にもリサイクル事業を始めるということです。
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