福岡県の大坪GSIが太陽光パネルリサイクルの工場を新設

2023年4月14日の日刊工業新聞によると、大坪GSIは太陽光発電パネル専用のリサイクル工場を福岡県みやま市に新設したということです。パネルの金属とシリコンは処理して売却す、ガラスはガラスリサイクル工場で水質浄化用資材や防犯砂利などに再生されます。

同社は産業廃棄物処理事業やリサイクル事業を手がけており、今回の工場新設はリサイクル事業強化の一環とのことです。自社ガラスリサイクル工場の隣接地に整備して連携しています。新工場は敷地面積約3000平方メートル。工場棟は平屋で面積約500平方メートル。事務所棟は同150平方メートル。投資額は1億3000万円で、6月からの操業を予定しています。

日刊工業新聞によると、九州地域では特に3~5年後にパネルリサイクル需要の増加が見込まれているということです。例えば、借地で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を実施する事業者は、借地料負担の点からパネルを撤去してリサイクルするケースがあります。大坪社長は「ソーラーパネルをほぼ100%リサイクルし、商品化するスキームを持つ事業者は全国でも珍しい」としています。

<参考URL>

https://newswitch.jp/p/36639

 

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