2024年4月17日、オリックス環境とびオリックス・リニューアブルエナジー・マネジメントは、使用済み太陽光パネルの国内販売ならびに再利用を開始したと発表しました。
これまで、国内においては、再利用ニーズの情報が不足し、リユース商流が確立されていないことから、使用済み太陽光パネルは国内で再利用されず、主に海外へ販売される、または廃棄処分されているという課題がありました。
そこで、オリックス環境は、太陽光発電事業者などから買い取ったさまざまなメーカーや型式の使用済み太陽光パネルを、瑕疵の有無や機能の検査を通じて発電に問題ないことを確認の上で、発電事業者やO&M事業者向けに国内販売を開始。豊富なラインアップを取りそろえることで、ニーズに迅速に対応するとともに、国内での太陽光パネルの再利用を促進するということです。
オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメントは、O&M(Operation(運用)&Maintenance(保守))を担う太陽光発電所にて、使用済み太陽光パネルの再利用を開始。オリックス環境から使用済み太陽光パネルを約170枚取得し、O&Mを受託する太陽光発電所のパネル交換時に使用済み太陽光パネルを活用することで、調達コストの削減や発電の早期回復に貢献します。同社はこれまでに日本全国約190カ所、計約700MWの太陽光発電所のO&Mを受託しており、過去5年間で自然災害等により破損した太陽光パネル約3,000枚、700kW相当の入れ替え実績を有しています。
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